PRIDE
2003年5月23日また胃の調子が悪い。
今朝4時まで飲み明かした。
午後8時、ミツはバイクで迎えに来た。
無免許の私はバイクを乗るのが初めてで、少し興奮していた。
私の自宅から彼の自宅へ、バイクはスピードを上げて走った。
その間、私は怖くて何度目をつむった事か。
それでも私は気持ちいいと思った。
彼の家に着いても興奮していた。
彼の家は2階建ての一軒家だった。
その建物は、お世辞でも綺麗だとは言えない程の年代物だった。
部屋には2台のテレビとソファーとベッド…生活観だけの味気ない部屋だった。
部屋でビールを飲みながらテレビ観賞をしていた。
この時、私は婚約者Yからのメールを無視している事の罪悪感と闘っていた。
婚約者Yに同情していた。
そして、ついには婚約者Y宅へ行けばよかったと後悔しはじめた。
ミツといるのが、つまらなかったわけではない。
自分でもわからない。
10時頃、近所のバーへ出かけた。
そこには、ミツと私が出会ったバーで昔働いていたA子(女)がいた。
A子は、私たちを見て驚いた。
彼女と私は、それ程仲が良いわけではない。
店員と客の立場で何度か話をしただけだった。
その内、A子とミツは二人だけで話し始めた。
私に気を使わないミツに腹が立った。
プライドの高い私が許せる筈もない態度だった。
そして私は婚約者Yに会いたくて仕方がなかった。
途中、A子とトイレで偶然会った。
ミツの話をした。
A子は彼の事を「女好き」という一言で片付けた。
私もそれに納得した。
もう、どうでもよくなっていた。
ただ私はミツから離れたいだけだった。
そして私はペースを上げ飲み始めた。
お会計は私が済ませた。
バーを出た時の事はあまり覚えていない。
彼の部屋に着いて、当たり前のように性行為は始まった。
抱かれていると少し安心して、私はそのまま眠りについた。
そしてお昼過ぎ、自宅までバイクで送ってもらった。
帰り際、ミツは「今日は友人K子と会って、それからK子の働いているスナックに行く」と言っていた。
彼は浮気相手に向いていると思えた。
だから罪悪感を感じなくなってしまった。
婚約者Yを大切にしようと思った。
ミツとは、もう二人では会わないようにしようと思う。
できる事なら二度と会いたくない。
勝手に理想化していたのは私。
現実はこんなモノ。
もう少し理想の中で、いい関係を続けたかった。
計算ミス。
今朝4時まで飲み明かした。
午後8時、ミツはバイクで迎えに来た。
無免許の私はバイクを乗るのが初めてで、少し興奮していた。
私の自宅から彼の自宅へ、バイクはスピードを上げて走った。
その間、私は怖くて何度目をつむった事か。
それでも私は気持ちいいと思った。
彼の家に着いても興奮していた。
彼の家は2階建ての一軒家だった。
その建物は、お世辞でも綺麗だとは言えない程の年代物だった。
部屋には2台のテレビとソファーとベッド…生活観だけの味気ない部屋だった。
部屋でビールを飲みながらテレビ観賞をしていた。
この時、私は婚約者Yからのメールを無視している事の罪悪感と闘っていた。
婚約者Yに同情していた。
そして、ついには婚約者Y宅へ行けばよかったと後悔しはじめた。
ミツといるのが、つまらなかったわけではない。
自分でもわからない。
10時頃、近所のバーへ出かけた。
そこには、ミツと私が出会ったバーで昔働いていたA子(女)がいた。
A子は、私たちを見て驚いた。
彼女と私は、それ程仲が良いわけではない。
店員と客の立場で何度か話をしただけだった。
その内、A子とミツは二人だけで話し始めた。
私に気を使わないミツに腹が立った。
プライドの高い私が許せる筈もない態度だった。
そして私は婚約者Yに会いたくて仕方がなかった。
途中、A子とトイレで偶然会った。
ミツの話をした。
A子は彼の事を「女好き」という一言で片付けた。
私もそれに納得した。
もう、どうでもよくなっていた。
ただ私はミツから離れたいだけだった。
そして私はペースを上げ飲み始めた。
お会計は私が済ませた。
バーを出た時の事はあまり覚えていない。
彼の部屋に着いて、当たり前のように性行為は始まった。
抱かれていると少し安心して、私はそのまま眠りについた。
そしてお昼過ぎ、自宅までバイクで送ってもらった。
帰り際、ミツは「今日は友人K子と会って、それからK子の働いているスナックに行く」と言っていた。
彼は浮気相手に向いていると思えた。
だから罪悪感を感じなくなってしまった。
婚約者Yを大切にしようと思った。
ミツとは、もう二人では会わないようにしようと思う。
できる事なら二度と会いたくない。
勝手に理想化していたのは私。
現実はこんなモノ。
もう少し理想の中で、いい関係を続けたかった。
計算ミス。
コメント