最も馬鹿な人
2003年5月29日夜7時過ぎ、婚約者Yが迎えに来た。
車でも片道1時間弱かかる婚約者Y宅の道のりの途中、ラーメン屋で夕飯を済ました。
婚約者Y宅へ着いて、木曜洋画劇場を途中まで観賞した後、お風呂に入りベッドへ転がり込んだ。
婚約者Yとのセックスにはもうあまり興味がなかった。
ミツとのセックスの方が数倍気持ちがいい。
それでも浮気をしている罪悪感から、強くは断れ切れなかった。
とりあえずはイッた。
もう一度シャワーに入った後、ベッドへと戻った。
彼が深い眠りについた事を確認してから、私は携帯を手に取った。
未読メールが5件入っていた。
3件はバイト先のお客様から。
他2件はミツだった。
すぐにミツに返事のメールをした。
ミツは拗ねていた。
ミツには女友達の家に行くと話していたし、帰りにはミツの家に泊まりに行くかもしれないと言っていた。
もちろん最初から、そのつもりはなかった。
可愛いミツ。
でも会ってはいけない。
私は会えば会う程、ハマる性格だから。
もう、わかっている泣きは見たくない。
私が少し信用している男友達がいる。
彼は、片想いが一番楽しいと言っていた。
そうかもしれない。
手に入らないから面白い。
でも、両想いになったところで、相手の全てを手に入れたわけじゃない。
愛し合ったって結婚したって殺したって心中したって、相手の全てを自分のモノに出来る事はあり得ない。
人は人を追い続けて、人から逃げたがる。
同じことをずっと繰り返して、何度も傷付いて永遠に求め続ける。
馬鹿な生き物。
考える必要のない事を永遠と悩み続ける私は、最も馬鹿な人間。
諦めてしまえば楽になるのに。
車でも片道1時間弱かかる婚約者Y宅の道のりの途中、ラーメン屋で夕飯を済ました。
婚約者Y宅へ着いて、木曜洋画劇場を途中まで観賞した後、お風呂に入りベッドへ転がり込んだ。
婚約者Yとのセックスにはもうあまり興味がなかった。
ミツとのセックスの方が数倍気持ちがいい。
それでも浮気をしている罪悪感から、強くは断れ切れなかった。
とりあえずはイッた。
もう一度シャワーに入った後、ベッドへと戻った。
彼が深い眠りについた事を確認してから、私は携帯を手に取った。
未読メールが5件入っていた。
3件はバイト先のお客様から。
他2件はミツだった。
すぐにミツに返事のメールをした。
ミツは拗ねていた。
ミツには女友達の家に行くと話していたし、帰りにはミツの家に泊まりに行くかもしれないと言っていた。
もちろん最初から、そのつもりはなかった。
可愛いミツ。
でも会ってはいけない。
私は会えば会う程、ハマる性格だから。
もう、わかっている泣きは見たくない。
私が少し信用している男友達がいる。
彼は、片想いが一番楽しいと言っていた。
そうかもしれない。
手に入らないから面白い。
でも、両想いになったところで、相手の全てを手に入れたわけじゃない。
愛し合ったって結婚したって殺したって心中したって、相手の全てを自分のモノに出来る事はあり得ない。
人は人を追い続けて、人から逃げたがる。
同じことをずっと繰り返して、何度も傷付いて永遠に求め続ける。
馬鹿な生き物。
考える必要のない事を永遠と悩み続ける私は、最も馬鹿な人間。
諦めてしまえば楽になるのに。
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