接触

2003年6月12日
ミツにも婚約者Yにも打ち合わせだと嘘を吐いて、『効率の良い仕事』を終えた。

この後、婚約者Yとミツを会わせる事態が起きた。
二人はお互いが何者なのか分かっていない。
婚約者Yには、ミツの事をバイト先の客だと言った。
ミツには、婚約者Yの事をただの飲み友達だと言った。
嘘はバレなかった。

決して面白がって会わせたわけではない。
仕方がなかった。

婚約者Yが私を車で迎えに来る途中、免許停止中の彼は警察官に捕まった。
身元引受人が必要だった。
その時、調度ミツから連絡がきた。
私は「友達が捕まったから迎えに行く」と言った。
ミツは怒り出した。
結局、どちらかを選ぶのか決められずに、警察署までミツに一緒に行ってもらった。
そして自分が身分証明書を持っていない事に気付いた私は、ミツに身元引受人を頼んだ。
帰りは、ミツと私はそのまま車でミツの家に、婚約者Yは警察官に自宅まで送ってもらう事になった。

ばかばかしい。
酷く最低な女だ。
全て真実を話してしまおうかと思った。
こんなくだらないお遊びは面倒くさい。
私自身が始めたゲームなのに、一人で勝手に疲れて勝手に嫌気が差してる。

もしも全てを話してしまったら、婚約者Yもミツもとても傷付くだろう。
死にたいくらい辛いだろう。
仕事なんか行く気力はなくなって、人間不信に陥って、人生を投げ出したくなってしまうんじゃないだろうか。
自惚れかもしれない。
だけど、私が反対の立場だったらきっとそうなる。

だけど最後に私は二人を失う。
罪悪感に耐えられなくなり、自ら二人を遠ざける事になる。
ミツも婚約者Yも幸せにしてあげなければならない。
彼らを解放してあげなければ…。
最後に苦しんで死ぬのは私だけで沢山だ。
オカシイ事がある。
ミツは金がないとか言いながら、携帯電話を購入したり(私が壊したんだけど)コンタクトレンズを購入したり…
給料日までは買えないと言っていたので、外食や飲み代のほとんどは私が払っている。

人間関係の中で、いかに人を利用できるかという事と、頭の良さは比例するのかもしれない。
少しミツを試してみようと思う。

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