病院へ

2003年6月15日
目を覚ましたのは午後3時。
ちょうど目を覚ましたミツの腕の中にいた。
一言二言交わした時だった。
左手首が痛い事に気付いた。
そちらへ目をやると何十個もの切り傷から血が流れて、そして固まっていた。
ミツも私も驚いた。

ミツは一緒に病院へ通おうと言った。
聞いたその時は腹が立った。
私を異常者扱いしているんだと被害妄想した。
だけどそれでもいいと思った。
私は自分一人じゃ病院へ行ったところで、処方された薬を溜め込んで一気に飲む事が目に見えている。
ミツの誠意に甘えようと思う。

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