この日、ミツはお休みだった。
午後2時すぎにミツ宅で目を覚まし、ミツと私は娘を迎えに行った。
夢見ヶ崎動物公園で遊んだ。
天気は小雨が降っている程度だった。
帰りは、途中ミツの両親を誘い、横浜にある海鮮料理屋へと行った。
ミツの両親は、私の娘をとても可愛がってくれた。
その後、ゲームセンターに寄って5人でプリントクラブで記念写真を撮った。

私はミツの両親の事は然程苦手ではない。
どちらかというと、付き合い易いタイプである。
それに比べ婚約者Yの家族は、愛媛県という田舎特有の仕来りや考え方を持った人たちばかりらしいので、出来れば付き合いたくないと思っていた。
これだけの説明だと、私の勝手な偏見にしか聞こえないだろう。
数ヶ月前にちょっとした事件から、私は偏見を持つようになってしまった。
私は合わない。
ただそれだけの事です。
この件に関しては、婚約者Yも自分の実家の家族でありながら偏見を持っていたようだ。

そして結婚とは、当人同士の問題だけでは出来ない事を私は過去に実感していたので、こういう今はどうでも良い様な事まで考えてしまう。
もうミツは浮気相手ではない。
ミツは結婚相手の候補として、私の心の奥に影を潜ませていた。

私は、娘を実家に戻してミツ宅へ泊まる事にした。
ビデオ見ながら、他愛の無い会話をしていた。
ミツは携帯のメールを見ていた。
ミツは、私には「○○はいつも携帯を見てるよね」と、嫌味な感じで言っては毎回拗ねていた。
その事を思い出し、私は腹が立った。
自分の事となると甘い奴は大嫌いだった。
この日は気分悪くして眠りに付いた。

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