忘れるべき人がいる。
2003年7月27日目が覚めると、午後2時過ぎだった。
いつものように、ミツと裸で寝ていた。
セックスもちゃんと済ませていたらしい。
全く記憶に無い。
当たり前のように私は二日酔いだった。
何度も何度も黄色くて苦い胃酸だけが出た。
きっと肝臓が狂っているのだろう。
いつもの作り笑顔も出来なかった。
夜、ミツの携帯が鳴った。
受話器からは女の声が微かに聞こえた。
私はますます気分が悪くなった。
この日も、何度も元婚約者Yからの受信メールはないかチェックしていた。
テレビ番組で美味しそうなパスタが出ると、元婚約者Yの事を思い出す。
『彼の作ったパスタが食べたい。』と。
大きくて白い乗用車を見ると、『彼とドライブしたい。』と思うし、彼に似た風貌の人を見かけると『彼に会いたい。』と思い、ミツに抱かれている間は『彼は身長がもっと高かった。』と思い、娘がミツに会いたいと言うと『彼に会いたいと思ってほしい。』と思い、雨が降ると『彼の家に置き去りにされた私の傘』を思い出し、ミツの部屋が汚いと『彼はちゃんと掃除できているのか』心配になり、ミツの家の犬を見ると『彼が家に飾ってた犬の写真』を思い出す。
こうしている間も、ミツの事を日記に書いている間も…忘れらない。
だけど、会えば会ったで憎まれ口たたいてしまう。
今更、素直にもなれない。
彼が、別れた直後「今から車で行ったら会える?」って聞いたとき、なにがなんでも会うべきだった。
そのとき私はミツと一緒にいたから断ってしまった。
会っていれば、やり直せたかもしれない。
だがもう遅い。
もう忘れなきゃ。。。
ミツを傷付けるわけにはいかない。
ときどき嘘を書きたくなる。
私のやってる事が矛盾だらけで、嫌気が差す。
他にやるべき事はたくさんあるのに。
女である前に母親でいなければいけない。
いつものように、ミツと裸で寝ていた。
セックスもちゃんと済ませていたらしい。
全く記憶に無い。
当たり前のように私は二日酔いだった。
何度も何度も黄色くて苦い胃酸だけが出た。
きっと肝臓が狂っているのだろう。
いつもの作り笑顔も出来なかった。
夜、ミツの携帯が鳴った。
受話器からは女の声が微かに聞こえた。
私はますます気分が悪くなった。
この日も、何度も元婚約者Yからの受信メールはないかチェックしていた。
テレビ番組で美味しそうなパスタが出ると、元婚約者Yの事を思い出す。
『彼の作ったパスタが食べたい。』と。
大きくて白い乗用車を見ると、『彼とドライブしたい。』と思うし、彼に似た風貌の人を見かけると『彼に会いたい。』と思い、ミツに抱かれている間は『彼は身長がもっと高かった。』と思い、娘がミツに会いたいと言うと『彼に会いたいと思ってほしい。』と思い、雨が降ると『彼の家に置き去りにされた私の傘』を思い出し、ミツの部屋が汚いと『彼はちゃんと掃除できているのか』心配になり、ミツの家の犬を見ると『彼が家に飾ってた犬の写真』を思い出す。
こうしている間も、ミツの事を日記に書いている間も…忘れらない。
だけど、会えば会ったで憎まれ口たたいてしまう。
今更、素直にもなれない。
彼が、別れた直後「今から車で行ったら会える?」って聞いたとき、なにがなんでも会うべきだった。
そのとき私はミツと一緒にいたから断ってしまった。
会っていれば、やり直せたかもしれない。
だがもう遅い。
もう忘れなきゃ。。。
ミツを傷付けるわけにはいかない。
ときどき嘘を書きたくなる。
私のやってる事が矛盾だらけで、嫌気が差す。
他にやるべき事はたくさんあるのに。
女である前に母親でいなければいけない。
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