孤独という代償

2004年1月1日
元旦早々から書き込むような事ではないが、忘れないように自分に正直に書いておこうと思う。

 ◇2003年 12月30日
私は行った。
運良く最後までする事はなかった。
ただそれだけ。

帰ってミツに抱かれた。
泣きそうだった。
胸が痛み苦しくなった。
この日はお酒を浴びる程に飲んだので詳しくは覚えていないが、セックスは今までで一番激しかったに違いない。
私の愛液は、ミツの性器を包み込むように綺麗な音をたてて溢れ出ていた。
乳首は今でも触れただけで痛む。
背中には噛まれたような痛みが残っている。

次の朝、目を覚ましても胸の嫌悪感は残っていた為、ミツに何度でも抱かれたかったので、ミツを起こした。
だがミツは、私がただ構ってほしかったが為だけに起こされたんだと思い不機嫌になってしまったので、私は何も言わず寝かせた。
また孤独感に襲われていた。
この孤独感は、お金と引き換えの代償なんだと思う。


 ◇2004年 元旦
祖母宅で親戚一同集合した。
義姉との接触は、あの一件以来だった。
以前と同じような態度で接する事ができた。
義姉も変わらなかった。
ふとミツの話が出た時、私は虚しくもなり考えさせられた。

本当は、ミツとの将来なんてあり得る筈がない事を私はわかっている。
ただ私は、ミツの持っているモノが欲しいだけなんだ。
人脈。友人関係。両親との距離。強さ。明るさ。健気さ。自信。価値観。居場所。。。
ミツはきっと自分を好きなんだと思う。
だから周りからも好かれるんだと思う。

でも…私の好きな兄は、ミツを好いてない。

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