●きちがいだらけの閉鎖病棟に入れられた。6人部屋だった。父と兄と彼の帰り際、作られていた笑顔は消え去り、涙が溢れ出た。すぐにベッドに潜り込み泣きながら寝た。

●一人での外出許可が取れた。100yenSHOPで必需品を購入した。剃刀も。その後、350mlの缶ビール2本買った。1本は飲んだ。もう1本は時間がなくて飲めなかった。剃刀はブラの中に隠した。ビールは靴の中に隠して、病院へ戻った。ボディーチェックも持ち物検査もされたが、バレなかったので、部屋に戻ってビールを飲んで寝た。

●夜中トイレに行った。用をたしてドアを開けると、患者♂が立っていた。セックスを求めてきた。私は何も言わず、その場を去って部屋に戻った。この日から眠れなくなった。次の日、彼が見舞いに来たので、その話をした。そして彼同伴で、看護士と主治医にその出来事を話した。入院してから、2回目の涙を流した。

●セフレのような友達♂が3時間かけて見舞いに来てくれた。同伴で外出許可をもらった。帰り際、アレルギー性鼻炎の薬と500mlの缶ビールを買って、病院へ戻った。もちろん隠した。なんなくバレやしなかった。

●精神的な苦痛が堪えなかった。男性恐怖症のトラウマが度々よみがえっていた。剃刀で左腕に文字を刻んだ。『花(娘の名前)に会いたい。でも生きたくない』と。そして浅いリスカの痕を付け、鼻炎の薬24錠と医者から処方されている薬を飲んでいた。その後の記憶はない。

●23歳♂:アダルトチルドレン(知恵遅れかもしれない奴)が私に懐いてくる。キモチワルイ。その奴は、手加減を知らない。椅子に座っていた私に、つまらない冗談話をしながら、私の肩をどついた。私は後ろのドアに倒され頭と腕を打った。怪我はなかったが、うんざりしていた。

●うるさい看護士♀2人と♂1人が夜勤だった日、私はベッドで寝た振りをしていた。部屋のドアが開いた。ソイツは、私の引き出しを開けた。「なにしてんの?」と聞いたら、ソイツはおどおどとしながら部屋から出て行った。

●脱走を試みた。荷物を窓から投げた。私の体が到底抜ける事の出来ない窓の隙間を眺めながら、私は全力で窓を押した。全体重をかけて。だが、その体力は無駄に終わった。

●父と兄と彼と話し合い、外泊許可を取ってもらう事になった。彼に迎えに来てもらった。最初は楽しかった。帰りの車の中で、喧嘩のような言い合いが始まったようだ。気付いたら、4回分の薬を一気に飲んでいた。睡眠剤が強いせいで、すぐに寝てしまった。

●さっき彼とメール交換をしていた。父に「海月と別れてほしい」と強く言われたそうだ。兄には怒られたらしい。

●母は疲れた顔をしていた。何度も泣いていた。

●彼も疲れている。

●父も疲れて爆発寸前だろう。

●兄も疲れてカリカリしている。

●私は、今から一人で病院に向かう。もう一度だけ、考え直してみようと思う。私の存在の意味を。もう誰に何を隠す事など何もない。始発で行きます。

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