発作。

2004年8月19日
自分に罰を与えたくなった。
自己嫌悪に陥った。
闘った。
私と『私』。
また、狭くて暗い台所に、身を隠すようにして行った。
目は包丁を探している。
体は蹲った。
震える手は耳を力いっぱい押さえていた。
『私』の声が聞こえないように。
でも目はまだ包丁を探していた。
全身が震えだした。
過呼吸にもなった。

そして、自分の腹を包丁で刺す映像と、生臭い血の臭いと、重く濁った音が脳裏を駆け巡っていた。
母親に「助けて」と叫びたかったが、もう声は出ない。
その時、包丁を探す目に飛び込んできたのは、娘だった。
娘の姿はすぐに消えた。
そしてその後すぐに母親が現れた。
5歳になったばかりの娘が、私の異変に気付き、母親を呼んだのだ。
娘と母の姿が目に写った時、涙が溢れた。
それからの記憶はない。

別の『私』が表れたのか…
思い出そうとすると頭が痛くなる。

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