いつでも腹を空かせた餓鬼。
2005年10月14日『平穏な日々』と『何事もない日々』とは違うのかもしれない。
彼と一緒に仕事をしていたら経済的に厳しいので、私は他で働く事になった。
今日は仕事を休んで面接に行く予定だったが、行かなかった。
それは、行きたくなくなったからだ。
なぜ行きたくなかったのかは、わからない。
行った振りをしなくてはならないので、何処で時間を潰すか考えた。
だが思い当たらない。
何処にも行きたくなかった。
それでも彼の家を出てバスに乗った。
最初はコーヒーショップでモンブランとアイスコーヒーを注文しソファの席へ座って小説を読んでいた。
それから肩から首にかけて痛みを感じ始めて時計を確認すると2時間近くが経っていた。
長居をしていると店側に悪い気がしてそこを後にした。
見慣れた道を、次に何をしようか考えながら通っていると、派手な看板が目に止まりそこへ入っていった。
最近、ギャンブル嫌いだった私がスロットするようになったのだ。
一人で店に入るのは初めての事だったが、何度も行ったことのある店だったので迷う事なく適当な台の前に座った。
時間が経つのは早かった。
手持ちのお金がなくなるのも早かった。
いつの間にか財布の中は寂しくなっていた。
それにまた肩から首にかけて痛みを感じていた。
店を後にして、自分の過ちにようやく気付いた。
だがもう取り返しが付かない。
親にも彼にも正直には話せない。
まったく馬鹿げた事をしてしまった。
その一方で、私には必要なんだと勝手に解釈する。
スロットを始めたおかげで過食をしなくなったんだから。
彼に依存し迷惑かけるわけでもなく、過食をし太っていく事もなく、お金で『何かへの欲求』を解消できるなら間違っていないのかもしれない。
だが、それは間違っているのかもしれない。
深く考え込むのはやめよう。
そう決めたんだから。
もう彼の家に戻らなければならない時間だ。
この時間はいつも憂鬱になる。
彼の両親と食事をするのはとても苦痛だ。
彼の両親が悪いわけではない。
私が、昔から他人と食事をするのが苦手だからだ。
言葉では言い表せない程の苦痛が襲ってくる。
表側の私は落ち着いた口調で「ダイエットしてるから夕飯はいらない」と断るのが、ほとんど毎日だ。
脳内の私は、子供みたいに駄々をこねる。
「他人となんか食べたくない!」
そして「お腹空いてるのに食べれない」と、しょげる。
私は本当にガキだ。
なんでもいいから帰りたい家が欲しいんだ。
彼と一緒に仕事をしていたら経済的に厳しいので、私は他で働く事になった。
今日は仕事を休んで面接に行く予定だったが、行かなかった。
それは、行きたくなくなったからだ。
なぜ行きたくなかったのかは、わからない。
行った振りをしなくてはならないので、何処で時間を潰すか考えた。
だが思い当たらない。
何処にも行きたくなかった。
それでも彼の家を出てバスに乗った。
最初はコーヒーショップでモンブランとアイスコーヒーを注文しソファの席へ座って小説を読んでいた。
それから肩から首にかけて痛みを感じ始めて時計を確認すると2時間近くが経っていた。
長居をしていると店側に悪い気がしてそこを後にした。
見慣れた道を、次に何をしようか考えながら通っていると、派手な看板が目に止まりそこへ入っていった。
最近、ギャンブル嫌いだった私がスロットするようになったのだ。
一人で店に入るのは初めての事だったが、何度も行ったことのある店だったので迷う事なく適当な台の前に座った。
時間が経つのは早かった。
手持ちのお金がなくなるのも早かった。
いつの間にか財布の中は寂しくなっていた。
それにまた肩から首にかけて痛みを感じていた。
店を後にして、自分の過ちにようやく気付いた。
だがもう取り返しが付かない。
親にも彼にも正直には話せない。
まったく馬鹿げた事をしてしまった。
その一方で、私には必要なんだと勝手に解釈する。
スロットを始めたおかげで過食をしなくなったんだから。
彼に依存し迷惑かけるわけでもなく、過食をし太っていく事もなく、お金で『何かへの欲求』を解消できるなら間違っていないのかもしれない。
だが、それは間違っているのかもしれない。
深く考え込むのはやめよう。
そう決めたんだから。
もう彼の家に戻らなければならない時間だ。
この時間はいつも憂鬱になる。
彼の両親と食事をするのはとても苦痛だ。
彼の両親が悪いわけではない。
私が、昔から他人と食事をするのが苦手だからだ。
言葉では言い表せない程の苦痛が襲ってくる。
表側の私は落ち着いた口調で「ダイエットしてるから夕飯はいらない」と断るのが、ほとんど毎日だ。
脳内の私は、子供みたいに駄々をこねる。
「他人となんか食べたくない!」
そして「お腹空いてるのに食べれない」と、しょげる。
私は本当にガキだ。
なんでもいいから帰りたい家が欲しいんだ。
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