薬の効き目。

2004年11月19日
身体も頭もだるい。
薬も効かなくなってきた。
今日は、文字が浮かばない。
なんの感覚もない。
もっと強い薬をもらわなければ。

変化。

2004年11月18日
最近、やっと落ち着いてきた。
彼ミツの家に泊まる事もできるようになった。
私は相変わらずで、昨日予約を入れてた病院も行かなかった。
それに最近、薬が効かなくなってきたようなので、溜め込んでいた薬を寝る前には2包飲むようにした。
効き目はあった。
よく眠れるようになった。

先日切った左手は自分で抜糸した。
まだ手首から親指と人差し指の感覚は戻らない。
何も感じられない。

水商売のバイトの件は、やはり断る事にした。
他に昼間のバイトを探そうと思う。
少し、自分を労わる気持ちが出てきたのかも知れない。

来週から彼ミツは出張になる。
私は不安で仕方ない。
以前、彼が出張に行った時には、私はアルコール中毒になり、仕事も行かなくなり、自傷行為も増えてしまった。
それから彼が帰ってきても、自暴自棄は治まらず、結果精神病院へ入院させられてしまった。

だが今回は…違う。
『大丈夫』
だと、自分に言い聞かせる。
インターネットカフェに来た。
もうすぐ普段の生活に戻れるだろう。

知り合いの家には犬がいて、そいつは臭くて大変だ。
アレルギー鼻炎を持った私は、薬漬けの日々が続いている。

今日は、彼の了承も得ずに、酒を飲んでいる。
不安感で押し潰されそうな日々に、私の持病の偏頭痛は病まない。
酒でも飲んでなきゃ生きていけない。
精神安定剤は、肝心な時にきれてしまう。
また実家から調達してこなければならない。

甘いモノには毒がある。

どうしょうもなく叫びたくなる時がある。

あの人の名前をいくら呼んでも届かない想いがある。

なぜ宇宙と人間は似ている。

火が燃え続ける事はない。

指先の感覚を思い出せる?

呼吸が辛いのは悪い頭のせい。

自分の欠点を見付けるのが得意。

痛いのは独りじゃないから。

やっぱり帰省本能を持っている。

帰ろう。

現状。

2004年11月5日
今日は、一人実家に帰った。
娘の顔を見て少し安心した。

今、奴等がどう動いているのか情報は入ってこない。
だから下手に動く事もできない。

私の精神状態は、かなり不安定だ。
空耳が聞こえる。
被害妄想が酷くなっているみたいだ。
薬も効かなくなってきた。

私のいるこの現状は…なんなんだろうか。
こんな事、精神科医に相談できる話でもない。

そういえば、先日切った傷は深かった。
人差し指と親指の神経まで達したらしく、全く感覚がない。

安心して眠れる居場所が欲しい。

逃亡。

2004年11月3日
リストカットで救急病院に運ばれた。

面倒な事に巻き込まれたので、逃げる事にした。

当分は知り合いの家に居座る。

計画新展開。

2004年10月30日
彼ミツの友人♂TOMOの自宅は大きい。

昨夜、私はひらめいた。
彼ミツが寝た後、TOMOと話をした。
TOMOの自宅には空き部屋があると言う。
私はその周辺で、夜のバイトを探し、その空き部屋に住まわせてもらおうと考えた。
もちろん安目だが家賃は払うつもりだ。

TOMOは、『その前に考える事があるだろう』と言った。
きっとミツの事を指してるのだろう。
私はミツとの結婚は考えられないので、いずれは別れる事になるから何の問題もないと思っている。
だが、昨夜はミツが隣に寝ていた事もあって、それをTOMOに伝えられなかった。

TOMOの自宅は、私の実家とは少し離れているが、仕方ない。
今後、TOMOと二人きりで話せる時間がある時にでも、詳しくこの胸の内を伝えようと思う。

自我を失わず。

2004年10月29日
まだ私の中で副人格がいるのを、確信した。
だからって何もできるわけではない。

昨夜、彼ミツとTOMOが言っていた。
『御祓いしに行こう』と。
私は、霊などが決していないモノだとは思ってはいないが、そこまでする必要はないと思った。
だが、TOMOは『最近、4〜5人いるだろう』と言い、
彼ミツもTOMOの言い分に対し頷いていた。
私にはさっぱりわからなかったが、今こうして「昨日の日記」を読む事になり、理解できた。

だが、御祓いなんて性に合わない。
無理矢理連れて行かれるのなら仕方ない。

精神病なのか獲り付かれているのか…
どうでもいい。
私は自我に戻りたいだけだ。

私と人。

2004年10月27日
私は、もっと人が死ねばいいと思う。
そしたら私が幸せになる確率は高くなるんじゃないかって。
だから奇跡の生還なんて喜べない。

介護の仕事だって、したくてするわけじゃない。
時給が高いからするだけ。
それに親戚の叔父さんとか叔母さんとか、あと知り合いも周りの人達はみんな褒めてくれる。
『私』が世間で認められるってやり方、見つけた。

なぜ『私』が生きてるかって、子供がいるから。
それでもなんでも母親なんだから仕方ない。
でも子供には『私の教育』はしない。
自由に自我を尊重できるように。

『私』の事は、私が決める。
だから間違っていない。
先日、先輩のSIIさんと仕事の話をしに会った日。
私は居酒屋の階段から転落した。
幸い、病院に行く羽目にはならなかったが、頭には大きなタンコブと顔には切り傷と青紫色の痣と腫れが残った。
SIIさんと打ち合わせた店への面接には行けないし、外出するにも帽子を深く被る始末。
何かに呪われてるんじゃないかと、落ちる。

娘には泣かれる。
そして可哀相だと思われる私は、もっと惨めになった。

いつからだったろう。
こんなに怪我をするようになったのは…。

私は脳震盪を起こし、気を失ったらしく、友達におぶられてSIIさんの部屋まで運ばれたらしい。
転落した記憶すら無かった。
彼ミツに電話をかけ迎えに来てもらった。
今でも少しふらつく。

ミツは、きっと怒っていたのだろう。
だが昨夜は一緒に風呂に入り、セックスもした。
彼は『もう心配かけんな』と一言。
それは、優しさであり愛情なのだろうか。
…どうでもいいか。

早く傷を治して、仕事に行かなきゃ。
どんどん馬鹿になっていく。

自然と選択。

2004年10月25日
紅葉を見に行った。
まだ緑がたくさん残っていた。

私は、水商売をしようと思う。
仕事の先輩SIIさんと一緒に。
彼にも親にも言えない。
禁酒もできない。
でも金が要る。

私の選択はいつも間違っていた。
合ってるとか、間違ってるとか…私が決めた。
今回の選択は「合ってる」と決める。
一日があっという間に過ぎていく。
記憶の途切れが激しい。

今夜はTOMOが泊まりに来ない。
淋しい。
彼ミツと二人っきりになるのは久しぶりだ。
緊張と不安が押し寄せる。
薬を飲んだ。

今夜、ミツに誘われるだろう。
最近はそんな気分になれない。
ミツは、TOMOが隣で本を読んでいるのに、布団の中で私のズボンを脱がし挿入してくる。
そして「ドキドキする?」と耳元で囁く。
キモチワルイ。
同時にTOMOに対しての罪悪感が芽生える。
私は、ドキドキしているのではなくて、嫌なのだ。
だがそんな事は言えない。
「うん」と頷く。
TOMOに向かって、「助けて」と叫びたくもなる。

だが違う。
私が好きで交際しているのは、ミツだ。
TOMOに好意は持っているが…
それは、ただ、『私のモノ』にしたいだけなんだ。
誰にも渡したくないんだ。

―――――――――――――――――――――――――――――

外科には行ってない。
先日、救急で運ばれた馴染みの外科。
そして馴染みの外科医。
彼はこう言った。
『もう縫う事ないよ。縫ったってまた切るんだろ。放っておけばいい。何度も何度も…意味がない。』
私は怒りを露にした。
口走った言葉は『私だって、切りたくて切ってるんじゃない!』
それから縫い終わった後、私は『H先生(精神科担当医)はいい人です。医者でもあなたとは違う。あなたには心がない。。。失礼します』と言い、病院を後にした。

外科医の言ってる事は合っているのかもしれない。
だが、H先生が馬鹿にされたような気がして、腹が立った。

外科医には関係ない。
金払ってるんだから、患者に言われた通り処置すればいいんだ。
もう、あの外科医には世話にならない事を決めた。
なんの不自由もなく高校・大学に通って・医者になって…
仕事は大変かもしれないが、そんな奴に私達の気持ちがわかってたまるか。

だから病院は嫌いだ。

私はH先生に出会えてよかった。

残された最後の心。

2004年10月19日
自宅にパソコンはある。
でも私はネットカフェに行く。
逃げるように。
今、私の唯一心が落ち着ける場所だというわけなのだろうか。
ただ単に気付くといつもココにいる。

何処にいても私は無感情で、何をしていても無表情なのかもしれない。
わからない…こんなに自分をわからなくなるのは初めてだ。

ここ最近ずっと記憶が途切れ途切れで…
私はココにいてココにいないみたいだ。
私の心は何処へ行ってしまったのだろう。

今では、日記とメールを読み返す事でしか思い出せない。
この頭は、この心は、この身体は、何を求めているのか。

いつか、感情を失くした生き物になってしまいそうだ。
私は何の為に生きているのか。
どうでもいいし、考えたくない。

残された少々の心で、私は最後まで打ち込み続ける。
昨夜、また救急で病院に運ばれた。
今度は無数のリストカット。
無数の傷跡から選ばれ縫われたのは、4箇所。
そんな事はもうどうでもいい。

ここ最近の記憶は曖昧で、夢と現実の区別もつかない。
毎日、意識が朦朧としている中、私は何を考え何をして過ごしているのか疑問だ。
あやふやに時は流れ、いつの間にか年月は過ぎ、身体の傷跡は増えていくばかりで、記憶の中の思い出は後に残らない。
そして誰が『私』なのかわからない。
不思議だ。
分裂し一つになり…それを繰り返す。

『私』ハメるのも自己であり、『私』を温めるのも自己であり。
そうして自我はどんどん失われつつあるのか。

先日の、彼のシークレットデータの件で、そのデータは『私』が打ち込んだモノだと判明した。
私は頭を抱えた。
記憶にはないが、やはり『私』の仕業だった。

病気は確実に進行している。
それに気付くのは遅過ぎた。

気失う・2度目。

2004年10月15日
気失って倒れた。
今、ネットカフェで。
…恥ずかしい。
店員さんの「大丈夫ですか?」という声で目が覚めた。
薬の乱用は怖い。
格好悪い。

来週、『先生』に言いたくないな。
何もなかった事にしよう。
現在の薬が変わっても、減らされても困る。

しかし胃洗浄も点滴もしたのに。
ヤブ医者か。
面倒くさいのは、お互い様。
薬物乱用で、救急病院に運ばれた。
胃洗浄と点滴で済んだ。
今度の薬物乱用の理由も、リストカットの時ときっと同じだ。
身体に異常があるとすれば、眩暈と耳鳴りと集中力がないだけだ。

もうどうでもいいんだよ。
誰だって同じ事の繰り返しなんだ。
この世には何も誰も信じる事など無い。
やはり金さえあれば…本当にいいのかもしれない。
金は裏切らない。

―――――――――――――――――――――――――――――

昨日、精神科医の『先生』に、売春していた話をした。
先生の顔は険しくなった様に見えた。
「自分を大切にしてね」と言った。
最後には握手を交わした。
言葉では通じない気持ちが伝わってくるようだった。

―――――――――――――――――――――――――――――

金と(彼の友達)TOMOを手に入れよう。
TOMOの実家は金持ちらしいし、TOMO自身イイ奴だ。
ミツは…程々うんざりしている。
約束を守れない奴は、スッパリと切り捨てていかなきゃ。
寝惚けながら…
昨晩、彼ミツの携帯電話をまた覗いてしまった。
彼は「シークレットモード」を利用していた。
今までそんな事はなかった。
暗証番号も変わっていた。

私は、先日リスカした事・売春しようと企てていた事などを彼ミツに謝った事を後悔した。
後悔する必要なんてなかった。
TOMOとセックスしたのだって、私じゃない『私』なんだから。
TOMOとセックスする頭なんか、もうとうになかった。
リスカしたのだった、私じゃない。
だから罪悪感なんて感じない。
それでいい。

――――――――――――――――
 『先生』は言ったよね。
 人は変わっていくんだって。
 彼は変わっていなかった。
 そして私も…
 変われるわけがないんだ。
――――――――――――――――

だから『振り出し』なんだ。
私は、売春の約束を取り付けた。
何人も。
偽りの年、偽りの言葉、偽りの性格を装って。

やはり、この世は闇だ。
暗くて汚れている。
前が見えない。
自傷行為なんて恐くない。
死も恐れない。
だが生が恐い。
娘の存在が恐い。
独りが恐い。
家族が恐い。
他人が恐い。

私は、自分の居場所を自分で創ろう。
薬と共に。
あれから、日が過ぎるのが早く感じるようになった。
私は、私自身どのような日々を過ごしているのか、分からない。
記憶が途切れ途切れで…
『何をしているのだろう』
意識もはっきりしない。

また振り出しに戻ったようだ。
何もせず、何も考える事もなく、ただ陽が昇り闇に包まれる。
それだけだ。

居場所はない。
独りになりたい。
考える時間…落ち着ける自分だけの時間が欲しいのに。

だから、こういう事が『振り出し』なんだ。

こわい。

2004年10月9日
売春する前から、リスカした。
正確に言うと、副人格に手首を切られた。

瞬間の途切れた記憶を呼び起こす。
・TOMOとセックスしていた。
・新しい人格が生まれた。男だ。ミツはそいつと話していた。
・TVゲームをしていた。
・ミツの父親を睨みつけた。
・ミツが薬を飲ませてくれた。
・TOMOが病院に連れて行ってくれた。
・知らない奴が傷口を縫っていた。

…わからない。
これからどうなるんだ。

ウリ。

2004年10月8日
ウリの約束を取り付けた。
これで、親に借りを作らなくて済む。

娘H、先生、ミツ…
ごめんなさい。

また繰り返してしまいます。
きっと『仕事』の後は…自暴自棄。
この1ヶ月間しなくて済んだモノが再発する。

でも、こうするしか、もう時間がない。
仕方ない。

精神科医。

2004年10月7日
3週間ぶりに精神科医に会ってきた。
今日は、「先生」に質問を投げかけた。

『趣味や楽しい事はありますか?』
先生は少し考えた後、こう答えた。
「病院が休みの日、一人で喫茶店に行き、患者さんに対してどう接するべきなのか、又は今度はどういった話をしようか等を考えている…そんなに楽しい事はないよ。みんなそうだよ…」と、優しい笑みを浮かべた。
確かにそうだと私は思った。

『ご結婚はされてますか?』
先生は笑いながら「してるよ。お見合いでね。2週間で結婚した。…僕は好き嫌いがないんだよ。嫌な言い方をすると、誰でも良かったのかもしれない。。。相手の悪い所は見ないようにする。相手の良い所を見ていれば、うまくいくもんだよ。」と、答えた。
私もつられて笑った。

そして…
「人は歳を重ねる毎に変わっていくモノなんだよ。だから海月さんのお父さんも変わられたんだね。海月さんは、過去の嫌な思い出は忘れた方がいい。現在のお父さんを見てください。過去のネガティブな思い出は忘れて、現在の自分と周り・見えるモノ・・聞こえるモノ・感じるモノをポジティブに捕らえるようにすると、いいですよ。」と、先生は言った。

なんとなく、先生の言いたい事は解った。
その前に…こんな正直な先生に出会えた私はラッキーだと思った。
先生は、私の馬鹿げた話にも真剣に答えてくれる。
「医者」とは、所詮金儲けだけだと思っていたが、「先生」は違うと思えた。

『世の中で誰一人信じられないなんて悲しいよ』って、友達RYOが言ってた。
信じられる人。
それが先生でもいいかなと思う。

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