自己嫌悪。

2004年8月20日
最近、精神科で処方されてる薬を飲むと吐き気がする。
だが、もしかしたら悪阻かもしれないという不安もある。
もし現在、妊娠していたとしても、生めない。
それは薬もアルコールも飲んでるし、子の父親も確定できないからだ。

嫌だ、こんな自分が。
『自分を責める事などない』なんて思うようにしてたけど、やはり自己嫌悪に陥っている。

先日、またもや発作が起こりそうな時、漫画本を買って自宅近所のカフェで一服していたが、漫画本の内容に集中できない。
金で動いてる世の中、笑顔を作れない自分、男をコバカにして遊んでいる自分、人を裏切り傷付ける自分、酒を欲しがっている自分、現実逃避する自分、他人の笑い声に気分が悪くなる自分、全て滅茶苦茶に壊してしまいたくなる。
そして、『ミツを欲しがっている自分』を認めてしまった時、発作が起きた。
過呼吸、震え、吐き気、目眩…。
すぐさまバスに乗り、帰宅した。
もう既に遅かった。
呼吸は乱れ、立つ事も出来ずにしゃがみ込んだ。
また声が出ない。
玄関から上がって来ない私の様子を伺いに来た母親が気付いた。
母は、何かを口走りながらわたしの背中を擦っていた。
10分程経っただろうか。
ようやく出た震える声で、「水と薬」と母に伝えた。
母は泣きながらコップに注いだ水と薬を差し出した。
それから30分後、ようやく起き上がる事ができ、部屋まで上がった。
娘は、私のその姿をじっと見つめていた。
悲しくなった。
情けなくなった。
娘には見せたくなかった。

私の国籍。

2004年8月19日
私は、日本人の母と、朝鮮人の父を持つハーフ。
私の国籍は、今なお朝鮮国。

私は2歳半まで埼玉に居た。
それからはずっと神奈川で育った。
4歳の頃、朝鮮幼稚園に通いだした。
小学、中学、高校も朝鮮学校だった。

中学校からは日本校に通いたかった。
学生服が嫌だったから。
それに、くだらない教育にうんざりしていた。
その頃から日本国籍に帰化したいと思っていた。

私が朝鮮中学に通ってた頃は、よく事件が報道されていた。
『通学中、学生服のチョゴリを切られる』と。
怖かった。

元夫は日本人だった。
娘も、もちろん日本国籍にした。
私は娘を妊娠していた頃、日本国籍に帰化しようと法務局へと足を運んだが、帰化するのに2年程かかると言われた。
それに、法務局員に「何度も足を運んでもらう事になるので、出産後にした方が良いのではないでしょうか」と言われ、悪阻の酷かった私は、その機会を逃した。
出産後、夫の浮気と育児の疲れで、国籍の件はどうでもよくなっていた。
その後、離婚と精神病に悩まされ、現在に至る。

―――――――――――――――――――――――――――――

『生まれた環境・育った環境・生きてきた環境』
私自身の全てが精神病の原因だと、私は思っている。
その全てを変えるのは無理な話。
過去も、持って生まれたモノも背負って、これからも生きていかねばならない。

国籍の事を、ココに記するのには少し時間がかかった。
だが、私の真実を隠さずにいられるのは、ココでしかないのだ。
売春も仮想恋愛も人生観も精神病も…国籍も。

発作。

2004年8月19日
自分に罰を与えたくなった。
自己嫌悪に陥った。
闘った。
私と『私』。
また、狭くて暗い台所に、身を隠すようにして行った。
目は包丁を探している。
体は蹲った。
震える手は耳を力いっぱい押さえていた。
『私』の声が聞こえないように。
でも目はまだ包丁を探していた。
全身が震えだした。
過呼吸にもなった。

そして、自分の腹を包丁で刺す映像と、生臭い血の臭いと、重く濁った音が脳裏を駆け巡っていた。
母親に「助けて」と叫びたかったが、もう声は出ない。
その時、包丁を探す目に飛び込んできたのは、娘だった。
娘の姿はすぐに消えた。
そしてその後すぐに母親が現れた。
5歳になったばかりの娘が、私の異変に気付き、母親を呼んだのだ。
娘と母の姿が目に写った時、涙が溢れた。
それからの記憶はない。

別の『私』が表れたのか…
思い出そうとすると頭が痛くなる。

セックスズキ。

2004年8月16日
ミツの『セックスズキ』には、ほとほと呆れる。
多い日で、1日4度。
ミツの歳は三十台前半。

ドライブに出掛ければ、車内でのFを求められる。
夜の海辺へ行けば、野外セックス。
朝起こされる時もセックス。
買い物に出掛ければ、オモチャを買いたがる。
部屋には、オモチャとエロ本とAVとそういった類のDVD。
転勤から帰ってきた時のお土産は、エロ漫画。
それと長いロープ。

疲れる。

『無理矢理にはしない。そういう趣味はない』
などと言いながら、バックですれば『犯されてるみたいで気持ちいいだろ』と言う。
『みたいで』じゃなくて、犯されてる。
断っても求めてくる。
セックスをしなくなったら、ミツは優しくなくなる。
私も嫌いではない。
どちらかと言えば、スキな方だが…
そんなに求められると、性欲も失せる。

私がイクまでミツは頑張ろうとする。
そしてミツは典型的なS。
私はMに仕立てられる。
しかし…それで濡れている私は本当にMなのかもしれない。

ミツとのセックス自体は悪くはない。
それは、彼のモノの形と大きさが、私のモノにしっくりくる。
それに比べセフレのUTOのモノは、悪いがイイと思えない。
セフレの意味がないんじゃないかと、ふと思う時がある。

小学生のトラウマ。

2004年8月16日
ふと昔の事を思い出した。
小学生の頃、私は電車で学校に通っていた。
その帰宅途中の電車の中、私は座席に座っていた。
そして一人の年配の女性が私の前に立った。
口下手だった私は「どうぞ」の一言を口にして席を立った。
彼女は、「そんな歳じゃないわよ!!」と小学生の私に向かって怒鳴った。
私は呆気にとられた。
周りの人等には注目された。
私は恥ずかしくなって、隣りの車両へと駆けて行った。
なぜか悲しくなったのを覚えている。
それがトラウマとなって、社会人になるまでは年配の方がいても、席を譲る事が出来ないどころか、空いている座席に座る事も出来なくなっていた。

福祉介護のバイトを始めて、年寄りにも色々な方がいらっしゃるのだと体感できた。
今では、少し戸惑いがあるものの、席を譲る事も空いている席に座る事も出来るようになった。

あの女性は、今も生きていらっしゃるのだろうか。。。

飢え。

2004年8月14日
暇だったから。
男友達(精神病院に入院してた時の看護士)のRyoに告白した。
返事は…NO。
「俺達はそういう関係にならない方がいいと思う」だって。
それに、「俺等が生で接したのって、病院内だけじゃん」と言われてしまった。
それには納得せざるを得なかった。
可愛い年下の彼Ryo…あれも欲しい。
付き合えたら愛してくれるかな。

愛に飢えてる。

年下の可愛くてシッカリした女の子も欲しい。

空間。

2004年8月14日
ずっと、永い夢を見ていたようだ。
仕事もない、親もいない、子供もいない、テストもない、複雑な人間関係もない…そんな生きる事が面倒じゃない世界にいたようだった。
綺麗な海があった。
砂浜で寝転んだ。
青い空が広がった。
私はウトウトとしながら細波の唄を聴いていた。
車でドライブもした。
風が全身を巻くようにして通り過ぎて行く。
夜は愛に溺れた。
少し懐かしい温もりを感じていた。
そのまま真っ白な遠い世界に落ちていった。
それは記憶のない空間。
薬もいらなかった。
それは、彼ミツが作り出した私の想い通りの場所だった。

婚約者Yは仕事の愚痴ばかり。
入籍するまでは、そんな話聞いてあげない。
携帯電話なんて便利で不便だ。
私は、まだ君の檻の中には入りたくない。
その檻の中は、まだ私の居場所ではないと悟ったから。

だから今日も、未知なる世界に跨りに行く。
その世界にいるたった一人の人間がミツじゃなくても、誰でもいいんだ。
そうに違いない。
『依存してる』
なんて、もう誰にも言わせない。

罪悪感。

2004年8月9日
『もう誰も信じない。
  そう決めたんだ。
  だから胸が痛む必要はない』

なんて、思うようにしてたけど、結局は罪悪感から逃れられなかった。
だから何度も自傷行為を繰り返していたんだ。
私は愚かな人間だ。

鬱。

2004年8月8日
あれから、また鬱が始まった。
顔も手首も足首も太腿も足の裏も傷だらけだ。
ミツは『友達』になってくれた。
婚約者Yには謝られた。
娘は風邪をひいた。
親の観照は、ますます酷くなった。

藍色の海。

2004年8月6日
婚約者Y宅に行った。
Yはいなかった。
電話にも出ない。
『今日は会社での飲み会がある』とメールでは言っていた。

彼から電話がきた。
「帰れそうもない、後輩の家に泊まる、ごめん」
私は、二日前の出来事を知ってるにも関わらず、私の元へ帰ってきてくれない彼に幻滅していた。
彼が帰ったら一緒に飲もうと思っていた500mlの缶ビールを、3本空けた。
そして一人、考え込んでいた。
『このままではいけない』
また自分を責めていた。

ミツに真実を話し、別れる決心をした。
その夜中2時頃ミツに電話をかけた。
・元彼を縁りを戻していた。
・二股をかけていた。
・自分を責める事はしなかった。
・このままでいいと思っていた。
・でも、もう私には続けられない。
・身勝手でごめんなさい。
・別れてください。

もう、その時点で私は自傷行為をしていた。
カッターでは切れが悪かった。
だからグラスを割って、その割れた破片で、身体を傷付けていた。

ミツは、私の異変に気付き、迎に行くから居場所を教えろと言った。
私は固く口を閉ざしていたが、ミツが「海に連れてってやる」と言ったので、つい居場所を教えてしまった。
そしてミツと海に行った。
海は濃い藍色に見えた。
私は服を着たまま、腰まで浸かった。
そのまま沖の方へと歩いて行った。
ふと、声が聞こえた。
ミツが私の名前を呼んでいた。
ミツが私を呼んでいた。
私を呼び戻した。

あのまま行ってしまいたかった。

無気力。

2004年8月5日
今朝、目を覚ますと、そこは病院だった。
昨晩の出来事は全く覚えてなく、ハテナが頭を飛んでいた。
左手首にはガーゼで処置した痕が。
右手には天敵の針が刺さっていた。
Tシャツと短パンには、血液が。
側にあったテーブルには、薬の空瓶がいくつもあった。

身体を起こすと眩暈と吐き気が襲った。
同時に、隣りで寝ていた父が目を覚ました。
父は怒りを隠しきれず、ブツブツと何かを言っていたが、私の耳には届かなかった。
なぜ病院にいるのかさえ、わからなかったからだ。

1日入院。
まだ頭がボーっとしている。
実感が涌かない。
病院へ向かう途中、父親とは話をしていたそうだ。
それも記憶にない。

この事は婚約者Yには内緒にしておくつもりだった。
だが、昨晩、彼に泣きながら電話をかけていたそうだ。
彼が事実を知っていた事に、私は驚きを隠せなかった。
でも彼は、こんな失態を繰り返す私を受け入れてくれた。

ミツは、こんな私を抱きしめ何度もキスをしてくれた。
偽装された愛も、そんなに悪くないと思った。
気持ちが落ち着いた。

昨晩の2つの日記。。。
それも全く覚えていない。
いつもなら断片的な記憶はあるのに。
また自分自身が怖く思えた。

死ね!

2004年8月4日
眠気けと酔いがまわってきた。
このまま死ねないんだろな。

ざけんな!
このくそ世の中!

23’02

2004年8月4日
ODしちゃったみたい。
これで死ねたら本望だね。

ミツでしょ。
婚約者のYでしょ。
セフレのUTOでしょ。

…3人でも悲しんでくれれば、嬉しいよ。

いちごポッキー美味しい。

ココで一発!!
母「何やってんのー!!」
私「飲んでた」
母「飲んでたって、薬も飲んでるじゃないQ!!」
私「まぁ、落ち着けって。ポッキー美味いよ」
母「……」
私「明日、教習所の卒業検定だからさ、頑張るなり〜(ニヒッ

こんな感じなか。
うちの家庭はさ。
愛なんて、奇麗事に過ぎない。

あれ。。。
薬、飲んじゃった。
寝る前の薬を3回分と、朝の薬2回分と…

酒と。

大した事じゃない。
酒、買いに行こう。

反吐が出る。

2004年8月4日
鬱は、少し治まったようだ。
代わりに、焦燥感が襲う。
この焦りはなんだ。
今日は、親から隠し持っていた薬を2回分飲んだが、効かない。
イライラする。

ミツと会う約束をしたが、今は会いたくない。
『素直な女』を演じるのが疲れる。

…これも鬱の一種か。
どうでもいい。

今週末、ミツが友達とミツの両親とで、キャンプに行こうと言っている。
私は、親のせいにして断った。
なぜならミツの両親と顔を合わせたくないし、ミツの友達も嫌いだからだ。
ミツの両親は、私がリストカットをしていても、見てみぬフリをしていた。
それは、その時期の私にとっては好都合だったのだけれど。
今思い返せば、オカシイ事に気付いた。
ミツの友達は、ミツに誘われるがまま、ミツの浮気相手とその友達(女)と会っている。
私の前では、私が事実と知らないと思って、いい顔しているのが腹が立つ。
ミツの浮気が、彼等のせいではないけれど、一人くらい女の私の気持ちを解ってくれてもいいんじゃないか。
だから奴等にも会いたくない。
『キライ』
それだけの理由。

人は信じない。
それが、今の私のモットーとなった。
そういう生き方の方が気楽だ。
私を哀れむ人もいなければ、同情する人もいない。
好いてはくれても、愛してはくれない。
一緒にいてくれても、傍にはいない。
心は開いても、心を受け取らない。

でも、ときどき考える。
人は孤独には耐えられない。
人は確かに愛を求めている。
人は人を恨みながらも、許して受け入れる事もある。
人はいつも相手の心を捜し求めている。

そして私は、この25年間を振り返る。
両親ではなく、母親には愛されていると思っていた。
それは違った。
身体だけ大人になって、いくつもの恋愛をしながら、受け入れる愛情も、突き放す愛情も、生の駆け引きも…教わった。

私にかけているモノは。。。
誰にでもある欠陥。
それを許せない。
私は求め過ぎる。
それは依存だった。
偽装された愛情だった。
『依存』と『愛情』の違いを教えてくれたのは、ミツなのかな。

私は、誰も愛した事がない。
だから私の辞書には、愛なんて言葉はない。
私に最後に残されたモノは、天から授かった子供だけ。
それなのに、子供の愛し方さえわからない。

本当は…
私は、本当の愛情に飢えているんだろう。
だが、こんな私を誰が本気で愛してくれるだろうか。
もし愛されたとしても、私はその愛に気付かないだろう。

愛だなんて。
キモチワルイ。

それを皆、手探りで捜し続けているのでしょうか。

繰り返す。

2004年8月2日
左足の裏、切った。
なぜだろう。
思い出せない。

また、繰り返すのだろうか。
もう嫌だ。
身体に傷を増やしたくない。
もう止めてほしい。

影。

2004年8月1日
ミツに女の影が見え始めた。

やっぱり。

よかった。

信じなくて。

彼の幸せ。

2004年7月31日
夕方、婚約者Yに会いに行った。
居酒屋で飲んだ後、Y宅に行きお風呂に入ってから、また飲みなおした。
仲良かった。
私の記憶では…

それから記憶がなくなった。
目を覚ました時には、ミツの部屋にいた。

微かな記憶を辿っていった。
Y宅で日本酒を飲みながら枝豆を食べた。
ビーズのアルバムを聞いていた。
笑いながら、寄り添いながら、話していた。
それから…
頬を打たれた。
Y宅を飛び出した。
道端で転んで、起きるのが出来なくて寝転んで、空を見上げた。
ミツが、駅まで迎に来た。
ミツは怒っていた。
私は、車から降りようとした。
止められた。
箱乗りをした。
服を引っ張られ、助手席に座らされた。
ミツが男友達と話している声が聞こえた。
「家に着いた」とミツが言った。

断片的な私の記憶。。。

ミツ宅で目を覚ますと、誰もいなかった。
ミツに電話をかけた。
バーベキューに行ってると言われた。
『私は?…』
声にならなかった。

婚約者Yに電話をかけた。
断片的な記憶の真実を聞いた。。。
「手首の傷、よくなってきたね」と、彼が言ったそうだ。
その言葉に私は怒ったらしい。
そして泣きながら彼の首を絞めたと彼は言う。
私自身の首も絞めたと。
彼は止めさせる為に、頬を軽く殴ったらしい。
その後、私は「暴力を振るう男に未練はない」と言い、出て行った…と。
彼はすぐに追い掛けたが見失ってしまったと言っていた。

そして彼は、「昨日の事はお互い流そう」と言ってくれた。

ただの酒乱…
それも治ったと、私は勘違いしていた。
彼の首を絞めた…私は、幸せになる権利はない。
彼に、婚約者Yに、幸せになってほしい。
『私に彼を幸せにできる?』
自信はない。
入籍するまで、後1年と彼は言っていた。
今すぐにミツと別れ、そして入籍するまでに病気を治す自信はない。
でも、彼を信じる事は出来るかも知れない。
彼にとって何が一番の幸せかを考えなければ。

過去の失敗。

2004年7月30日
昔、私がヒモをしていた頃の男Nは、毎晩ショートメールを5〜10通送ってくる。
私はこの1ヶ月、一度も返事を返していない。
着信拒否もしている。
メールの受信拒否も。
だけど、ショートメールの受信拒否ができない。
彼には何を言っても無駄だ。
2ヶ月程前、彼を頼った私が馬鹿だった。

闇。

2004年7月30日
 『もう誰も信じない。
  そう決めたんだ。
  だから胸が痛む必要はない』

そう自分に言い聞かせる。

夢も愛も光もない。
過去も未来も真っ暗闇に葬った。
私は私らしく、やりたい事をして生きていく。
誰がなんと言おうと関係ない。

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